歪んでる
接骨院の看板を掲げて仕事をさせて頂いていますと体の歪みを観てほしいという質問や問い合わせをよく頂きます。
当院では法律にのっとり施術をさせて頂いてるので、保険では受け付けていませんが歪みの調整なども行います。
よく雑誌やテレビでは骨盤の歪みが・・足の長さが・・といった内容が多く扱われていますが、過去の怪我や捻挫などを意識したことはありますか?
そんな中先日はこのようなパターンがありました。
先日、高校生の子がバランスの調整にきてくれました。立位で見ると明らかに右側に偏った立ち方をしている。側方から押してみても全くバランスがとれずグラグラしている。。。
部活で運動部に所属しているため筋肉は通常よりある状態。なのに動いてしまう。さらに傾きが強く出ている。そこでふとみてみると左足首と脛に傷跡がある。
質問をしてみると三日ほど前に怪我をした。とのこと。
傷口には法律上触れられないので患者さんにオイルを塗ってもらう。
その後もう一度立ってもらってチェックすると傾きが直り、側方から押してみてもしっかり踏ん張れる。
つまり怪我をしている部分を脳が感知し、疼痛回避姿勢をとったことによる傾きが起きていた。そこをわからずにバランスを直そうとした場合、余計なことをして怪我が治った後バランスを崩してしまう。それにより故障に繋がる可能性が高くなります。
皆さんが注目する体の歪みも過去に起きた怪我が完治しておらず傾くことがよくあります。実際に多いのは捻挫の後遺症。足首の調整を行って立ってもらうとそれだけで姿勢が良くなることがよくあります。
歪んでるな~と感じた場合は骨盤矯正を受ける前にそういったことも見てもらうことが大切だと思います。
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